県立沼田高校

イギリス研修 4日目報告

研修4日目は、オックスフォードを訪問しました。

朝、スタディセンターに集合し、バスで約1時間半かけて学術都市へ向かいました。到着後、石造りの建物が連なる街並みを目にした生徒たちは、その重厚な雰囲気に圧倒され、思わず足を止めて見入る様子が見られました。歴史ある環境の中で学ぶということの意味を、静かに感じ取っているようでした。

午前中は、18世紀から続く屋内市場であるCovered Marketを散策しました。店先に並ぶ紅茶や菓子、雑貨を手に取りながら、生徒たちは英国らしい色使いやデザインの違いを興味深そうに観察していました。限られた自由時間の中でも、店員とのやり取りに挑戦しようとする姿が見られ、実践的な英語使用の場となりました。

その後、学生ガイドの案内でBalliol College周辺を見学しました。英語による説明は決して易しい内容ではありませんでしたが、生徒たちは集中して耳を傾け、理解しようと懸命に努めていました。とりわけBodleian LibraryやRadcliffe Cameraの壮麗な外観を前にすると、その規模と美しさに感嘆し、何度も振り返りながら写真に収める様子が印象的でした。一方で、背景となる歴史的知識の不足を実感し、学びの必要性を口にする生徒もいました。

午後はChrist Church Collegeを訪れ、礼拝堂やホールを見学しました。映画の舞台として知られる空間を実際に歩く中で、物語と現実が重なり合う感覚に高揚しながらも、その歴史的重みを静かに受け止めている様子でした。見学後には、自分の語学力や教養をさらに高めたいという前向きな感想も聞かれました。

一日を通して、生徒たちは、語学力に加えて歴史や文化的背景への理解が不可欠であることを実感したようです。学問の伝統が息づく環境に身を置いた経験が、今後の学習への意欲を一層高める機会となりました。